看護師のマイナス思考を治す方法とは?思考が変われば未来が変わる

看護師のマイナス思考を治したいのなら・・

人間色々な考え方を持つ人がいます。
人間が悩みを抱える時は、
これまで生きてきた中で習得してきた
考え方に良くも悪くも影響を与えています。

心理学で、考え方に指導を行い
今までのしんどい考え方を楽にしていくものがあります。

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考え方が変われば未来が変わる?

起こった事→考え方→感情→行動
という出来事から行動に至るまでの経過において
考え方に焦点を当てる考え方です。

考え方が変わると、
その後の感情や行動が変わります。

つまり、極端にいうと物事のとらえ方で
自分が幸せに感じるか、不幸に感じるかが
決まってしまうということです。

そもそも思考って脳のどこで行われているの?

人間の脳は大脳皮質という
皮質という名の通り、大脳の表面の部分があります。
大脳皮質は前頭葉・頭頂葉・側頭葉・後頭葉の4つに分かれています。

その中でも、前頭葉という頭の前の方の部分が
考え方や理性に関わっていて、
最も人間がその人らしくあるための
重要な部分だといえます。

有名な話で、
事故でその前頭葉にパイプが突き刺さったけれど、
一命を取り留め、社会復帰するまで回復された男性が、
前頭葉を損傷したことで、
受傷前と全くの別人の性格になってしまったという話があります。

思考は主に前頭葉で行われますが、
感情は別の場所で感じています。
感情の主な部分は、大脳辺縁系といわれています。
大脳辺縁系は原始的なところで、
本能的な欲求や喜怒哀楽などに関わっています。

思考をほぐして感情をコントロールするには

考え方というのが、
今まで生きてきた中で習得してきたものであれば、
その考え方は無意識に行われています。

“嬉しい” “悲しい” “不安” などの
感情を感じるきっかけの出来事がおこった時、
どういう考え方をするかがポイントになってきます。

その考え方は2つに分かれます。
①つは、
とても柔軟で現実的に対応ができる考え方
②つ目は、
独断的で根拠のない考え方 です。

この②つ目の、独断的で根拠のない考え方に焦点をあてて
その考え方は本当に妥当か、正しいかなど、
自分では気づかないところを考えていきます。

何か起こった出来事が自分のマイナスな感情を生じているのではなく、
自分の考え方がマイナスの感情を生じさせています。
またそれは、自分以外の他の人や過去の出来事のせいではないと理解し、
“今”に着目する必要があります。

よくあるネガティブ思考を発生させる考え方

1.マイナス思考
良い事を無視して何でも悪い事にとらえてしまう。
例えば自分が何か仕事で上手くいったことがあっても、
できていないところばっかりに注目して
「どうせ自分なんて・・・」などマイナスに考えてしまう。

2.~すべき、~するべきではないという考え方
「これは絶対に間違っている」「~しなければならない」
という固まった考え方。
絶対に~せねばならないということはありません。

3.感情的に決めつける
「あの人は自分の事嫌いだから返事してくれないんだ」
「あの先輩は私の事嫌いだから冷たいんだ」など
勝手に決めつける。

4.拡大解釈・過小評価
自分の失敗を大げさに考えて、自分の良いところを過小評価する
自分が何か失敗するとこの世の終わりのように落ち込んで、
何か成功することがあると、全力で褒められることを拒否したりする。

5.「いつもこうだ」とネガティブにとらえる
何か一つでも悪いことがあると
「やっぱりいつも上手くいかない」と考える。
「わたしいつも失敗するからきっと今日も失敗する」など

6.「自分はダメな人間」と極端なレッテルを貼る
「親にノロマな子と言われて育ってきたから、自分はノロマなんです。」など
マイナスな感情をもつ。

7.確かな理由なしで、深読み・先読みをしてネガティブな結論をだす
まだ結論はわからない状態で、
これはきっとダメだとネガティブな結論をだしてしまう

マイナスな感情が生じた時こそ考え方を変えるチャンス

マイナスな感情が生じた時に、

◎マイナスに感じる証拠はあるのか
◎現実的な考え方か
◎もし大切な友達が同じことで苦しんでいたらどう語りかけるか
◎どう考えられると自分の今の感情が楽になるか
◎客観的にみるとどうか

ということを考えてみて下さい。
今の感情が、どうなれば楽になるかを考えることができると、
自分の感情も思考を変えることでそうなることができます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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