テストを乗り切る暗記方法
オススメしたいのは楽しく馬鹿な語呂合わせ!!
看護の勉強をしているとやはり避けて通れないのが“暗記”です。
今回は少しでも勉強が楽になればいいなと思うので、
記憶について考えていきたいと思います。
ここで1つ悲しいことをお知らせすると
1度覚えた記憶は1時間後には56%、
1日後には74%忘れてしまいます。
ですがテスト1時間前の復習なら覚えています!
希望はあります!諦めないでください!!
まずはその記憶を頭にいれる初めの大事なステップを
経験もふまえてお伝えしていきます。
看護学校でも学んだんですが、
記憶のメカニズムは、
①「記銘」 ②「保持」 ③「再生」です。
記銘というのは、記憶する過程の情報をキャッチする1番最初の段階です。
ここをなくして記憶は成り立ちません。
そしてこの「記銘」という作業、
その覚えることにどれだけ好感を持っているかが重要です。
その覚えることに嫌悪感をもってしまうと、
記銘の成功率が大幅に下がると言われています。
だから、“あーこんなの覚えられないよ!”と嫌な感じをもつと
なかなか覚えにくいものです。
看護学校に入学して、
今まで学んだことのないことをたくさん学ぶわけですから、
その分野の好き・嫌いがでてくると思います。
これはどうしても覚えられない!という時に活用していた方法です。
例えば私は薬理学が苦手でした。
アミノグリコシド系ってなんじゃそれ?って思っていました。
とにかく今まで見たことがないような
カタカナの並びが、覚えるという意欲を喪失させていました。
ですが、覚えないといけません。
単位を取らないといけませんから。
逃げるわけにもいきません。
単位がかかってますから。
全部覚えることはできないにしても、
せめてテストだけでもパスしたい!と思って、
少し楽しくなるように工夫しました。
それは変な語呂合わせです。
例えば結核の治療薬は
「ストレプトマイシン」「ピラジナミド」「イソニアジド」
「リファンピシン」「エタンブトール」ですが、
→ストップピラミッド!アジトに美人なブタが!
としてみて、
それをベースに副作用なども一緒に覚えていきます。
例えば「ストップ」のストレプトマイシンだったら
覚えるポイントはアミノグリコシド系、第Ⅷ脳神経、難聴、血尿なので
→ストップ!赤い網にかかって8番目が聞こえない!
などここの「ストップ」は何だったっけ、
あぁ、ストレプトマイシンか、副作用は・・・
赤い網にかかって8番目が聞こえないだから難聴か!血尿!腎障害!
という具合に覚えやすいです。
ついでに言うと、そのわけわからない語呂合わせに合わせて
イメージをすることです。
例えばさっきの結核治療薬の語呂合わせだと、
“ピラミッドの中のアジトに美人なブタがいて、そこに入るのを止めている”
イメージなどを思い浮かべてみます。真剣に馬鹿なことを考えます。
身体の動作をつけてもいいです。
みたいな感じですると楽しく勉強できると思います。
重要なのは、いかに馬鹿になれるかです!!
それは記憶の「保持」にも大きく貢献していて、
第二段階の「保持」の時に、関連付けて覚えることで、
より記憶が定着しやすくなります。
どういうことかというと、
この「保持」は何度も何度も繰り返して復習して
短期記憶から長期記憶にする段階です。
繰り返し書いて覚えるという動作がこれです。
この「保持」の段階を効果的に記憶に残すためには、
関連付けの記憶がより効果が高いと言われています。
ただ単に単語を羅列して覚えていくのではなく、
何か関連付けて覚えていくと覚えやすいです。
この「保持」の段階で
身体を使う動作をしながらや、声を出すのも効果的です。
本を1ページ進んで1ページ前を見直すというのも効果的です。
最後の「再生」は記憶を蘇らせて外にだす段階です。
周りのクラスメイトに覚えたことを教える感じで言ってみると
クラスメイトも知識が増えて、自分も覚えることができて
お互いメリットがあります。以上です。
これらの段階が全て成功すれば記憶はできます!
何度も復習すれば記憶は定着します。
3日復習をしていると記憶は75%まであがります。
テストまで記憶が持ちます!!
もし興味があればやってみてください。