准看護師養成所の受験から始めよう
試験科目
1次:国語と数学、作文
2次:面接
試験内容は高校受験程度です。
数学は因数分解などとっくに忘れてしまっていると思うので
思い出してみましょう。
しばらく勉強から離れているので不安があると思います。
私も不安がありました。
中学3年までの数学と国語の問題をしました。
作文も1度書いてみるとよいです。
私が受けた学校は因数分解や二次関数、濃度を計算の問題がでました。
濃度の計算は看護師になってからも使うので、覚えておくといいと思います。
受験日当日、想像をはるかに超える人数の受験生がいました。
ほとんどの人がスーツで、
私服で筆記試験を受けに行った私は浮いていました。
なので、スーツで行くのが無難だと思います。
高校受験の時に、作文は○○文字以上とあれば、
その字数の9割は埋めろと言われたのを思い出して
作文が800文字だったんですが、750文字は埋めようと
作文用紙にここまでは何とかして書く印をつけてそこを目指して書きました。
筆記試験を受けた次の日に一次試験の合格発表があり、
見に行くと自分の番号がありました。
准看護師学校の面接試験
次は二次試験の面接です。
筆記試験の時に、私服で行って浮いてしまったので
今度はスーツで行きました。
絶対にスーツで行ってください。
面接は、1人ずつ部屋に入って受けるというものでした。
中に入ると、3人の先生と思われる人たちが座っていました。
そこで、「どうして看護師になろうと思ったの?」
と聞かれて、「医療に興味があって、誰かの役に立ちたいと思ったからです。」
と答えました。
「手に職を・・・」みたいなことは言いませんでした。
他にどんな質問を聞かれたかは忘れましたが、
返答をすぐにできないような、少し考えないといけない質問の時は、
「すみません、緊張していて・・・」とほほ笑んで時間稼ぎをして乗り越えましょう!
入学後に、シングルマザーの人が多いことを知りましたが、
その人達は面接で、子どもが熱を出した時はどうする?など
学校を休まずにこれる環境があるのか、
具体的に聞かれたそうです。
面接の終わりに中央の一番えらいと思われる先生に、
「○○さん、髪くくっていた方がかわいいね。」
と言われて、
あ、落ちたかも。
と思ったんですが、無事合格することができました。
入学してからは午前か夕方に病院で助手として働いて、お給料をもらいました。
社会人経験後、医療未経験から准看護師取得を選んだ理由
私は、24歳の時に准看護師養成学校に入学しました。
それまでは、社会人経験わずか半年。
辞めた後、リゾートバイトやウェディング関係の仕事を
アルバイトでやっていました。
小さい頃から、“将来の夢”というものがなく、
看護師になりたいと思ってきたわけではありませんでした。
そんな自分がなぜ准看護師から目指したかというと、
当時付き合っていた男性が、肉体労働者だったので、
もし結婚となると、この人が身体を壊したとき自分が支えていけるか不安を感じました。
自分で自立できる人になりたいと思いました。
自分は何でも中途半端だし、資格もなし。
こんな自分が十分に食べていくために、なにか資格をとろうと思いました。
どうせ資格を取るなら、自立ができて、
自分の家族や、周りの人に役立つ資格と考えて、
カンボジアに旅行した経験から、
少し医療に興味があったし、医療系の資格を考えました。
その時は、准看護師という存在もしらなかったし、
まさか自分が看護師になるなんて思っていませんでした。
ネットで調べると、2年で資格が取れて、
定時制だったので、朝もゆっくりだし、
これだったらもし自分に看護師が合わなくても資格が取れたらいいや。
と思って准看護師の養成所の受験を決めました。
資格を取ってから思うことは、
准看護師の資格からさらに正看護師も取得しましたが、
本当にあの時1歩踏み出してよかったと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。