毎日の新人看護師との振り返りに役立つ問いかけ3つ

新人看護師との振り返りは話す2割、聞く8割で上手くいく?

4月新人看護師がはいってきて、
毎日新人看護師と振り返りをすると思います。
振り返りは大切です。
ですが指導者が振り返りの際、
長く話し過ぎていませんか?

一生懸命指導者が話しても
長すぎると新人看護師の頭には残りにくいです。
もしかしたら話が長すぎて嫌な印象ももたれるかも知れません。

振り返りをする時、
指導者の発言は“全体の2割”が良いと言われています。

振り返りを行う時は
新人看護師にたくさん話してもらえるような
問いかけが必要です。

そして振り返りを有効にするには、
いかに“新人看護師の感情を動かすか”が大切です。
感情が動く出来事というのは記憶に残ります。

指導に入る前に
#新人看護師に「〇〇を知ってすごいと思った」と言わせたい!“
という今日の裏目標を決めていてもいいかも知れません。

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新人看護師との振り返りで役に立つ問いかけ3つ

★「〇〇はどうだった?」

今日はどうだったか、朝の目標と比較して
新人看護師に問いかけていく時などによく使います。

新人看護師が「〇〇はできたと思います!」と言ったら、
指導者は“できてたかな?まだまだ”と少し思ってしまう場面もあるかもしれません。
ですが、指導者は現時点でのハードルの高さを認識しておくべきです。

まずは、新人看護師が感じている「できた」と思っている感情を
否定せず受け入れます。
「できていたね」と認めてあげることが大事です。

とりあえずひたすら聞き役にまわり受け入れていきます。
話していてその新人看護師の性格や思考の傾向などが
わかってきたら、
「これは突き進んでいくとあぶないな」と感じる時もあると思います。

そういう時は、新人看護師の考え方を受け入れた上で
「こういう場合もあるよ」とまずは優しく指導すると良いと思います。

★「〇〇はどうしたらいいと思う?」

新人看護師が「〇〇ができなかった」などの発言があったら
指導者は「〇〇ができなかったんですね」とオウム返しをしつつ
「どうしたらできるようになると思いますか?」
と優しい口調で聞きます。

同じ言葉でも、
声のトーンや表情によって
相手の受け止め方は違うので、
指導者になる人は特に注意が必要です。

指導者という立場の人というだけで、
新人看護師は固まって、委縮してしまう場合もあります。

委縮させたいわけではないので、
話し方などに注意します。

★「〇〇はどうしていきたい?」

一通り新人看護師が振り返り終わったら
今後はどうしていきたいと考えているか
新人看護師自身が自分の言葉で言えるように促します。

新人看護師の振り返りをしていると、
自分がたくさん話したくなるかもしれません。
そこをぐっと我慢です。

振り返りで大事なのは、
新人看護師が自分自身で言葉に出して言う事、
感情が動いた時の出来事の共有、
次にどのようにつなげていくかを明確にすることです。
指導って難しいですが、何かお役に立てれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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