看護師の職場の人間関係を変えたいと思ったら?

看護師の転職理由で最も多いのは人間関係です

看護師の職場で、
転職理由に高いのが人間関係です。
人間関係は上手くいかなくなると、
どんどん悪くなってしまう印象があります。

せっかく志をもって、
自分のやりたい分野に携わることができているのに、
人間関係で悩むのは辛い事です。
人間それぞれ考え方も違うし、
自分の思うようにいかないこともあって当然に思います。

その複雑にも思える人間関係を作る元ってなんだろう
という事でまとめてみました。

人間関係を構築する4つの要素とは?

1.自分 → 自分の事をどう認識しているか
2.相手 → 相手が自分をどう認識しているか
3.環境 → 自分が置かれている場所
4.関係 → 自分のいる場所での相手との関係

人間関係ってこう考えると実にシンプルです。
人間関係に悩む人は自分自身で複雑にしているのかも知れません。
人間関係を構築する要素がわかったら、
そこにアプローチしていくと解決方法が見えてくるように思います。

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自分を変えるのが一番手っ取り早い!?

上で述べた人間関係を構築する要素別に考えていくと、
自分が変わるのが一番手っ取り早い方法だと気づくことができます。
人間関係が上手くいかない時って、
自分が認識している自分と、
相手が認識している自分にずれがあったりするように思います。

◎相手を変える


相手にこうなって欲しいと、もし泣いて伝えたとしても、
相手が変わる気がなければ変わることなどないですし、
相手も自我をもった人間ですので、
相手には相手の考えがあります。
なかなか骨折り損のくたびれもうけという結果になることが多いです。

例えば、とても嫌な看護師の先輩がいて、
いつも自分にだけいじわるをしてくると感じて、
師長に相談したとします。

その師長がその先輩に注意したとして、
表面的には自分が嫌だと思う行動をされなくなったとしても、
その人がなぜそういう態度をとっていたかという
根本的な解決には至らないので、師長に言ったという事実だけが残り、
変な恨みをかってしまうかもしれません。

◎環境を変える


看護師の他の病院への転職は多いです。
嫌な上司などの人間関係をリセットして
新たな環境で再スタートできます。
ただし、次の環境が必ず良いと保証はありません。

もし、新たな環境でも同じようなことで人間関係に悩むなら、
その時は環境だけのせいにするのではなく
自分の考え方など一度自分と向き合ってみた方がいいと思います。

先輩が言った、
「看護師に理想郷なんてないんだよ」
という言葉は何だか胸に突き刺さりました。

しかし、転職して職場を変えて、
仕事が毎日楽しくなったという声も聞きますし、
人間何かが満たされると、次はこれ!のように欲が出てきますので、
最初に考えた自分の望む環境というのを忘れずにいることが
新しい職場での満足度を維持できるかもしれません。

◎関係を変える


今まで絶対服従していた先輩との関係に
“断る”というスパイスをいれたりするものです。
自分の気持ちに素直になって
嫌だと思ったことは無視するということは
何か違う気がします。

自分は人間関係を良くしたいの?という
疑問が生まれます。
これはなかなか難しいですし、
人間関係がさらに悪化する可能性があります。

◎自分を変える


以上の事を考えると、
自分を変えていくことが人間関係を良くするには
一番手っ取り早くて、確実な方法
だと思っていただけたでしょうか。

人間悩んだ時、悪者探しをしてしまう傾向にあります。
相手だったり、時には自分を悪者にしてしまいます。
そんな時自分を客観的に見れると楽になります。
悪者を作るのではなく、感情抜きの事実を受け止めると、
これからどうしたらいいかという前向きな思考になるでしょう。

自分を変えるのは、ちょっとだけ考え方や行動を変えるだけで
だいぶ変わってきます。

自分自身が思っている自分と、
相手が思っている自分にずれがあれば、
自己開示をして自分を知ってもらうということもひとつです。

“今日から人のせいにするのはやめよう”や、
相手に何か嫌な事を言われたら、
“どうしてこんなこと言うのかな”や
“逆に自分は何でこの言葉を言われたら嫌なのかな”など
少し考え方を変えるのもひとつです。

嫌な気持ちになるのもならないのも
結局は自分の考え方次第に思います。
人間関係で悩む方が少しでも楽になれたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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