看護師の対人恐怖症を克服する5つの方法とは?

人間関係のコミュニケーションが苦手?

看護師にはなりたかったけれど、
人との関わりがどうも苦手で、
怖いと感じてしまう・・・
と悩んでいる方の話を聞いたことがあります。

看護師は人とのコミュニケーションが
切っても切れないような職業です。
そんな中で、人との関わりが苦手としながらも
毎日頑張っている方は本当にすごいと思います。

今回は対人恐怖症を克服すべく、
原因と克服法を書いていきたいと思います。

対人恐怖症になりやすい人の性格

・神経質
・こだわりが強い
・完璧主義者
・融通がきかない頑固な人(0か100かの考え方)
・コンプレックスが強い人 など

なりやすい環境

・子どもの頃、分離不安が強かった
母親と離れると泣いて泣いて、不安が強かった人
・人見知りだった
・人間関係でのトラウマ
過去のいじめや、何かを発表したときの失敗などが原因で
人前に立つと声が震えたりしてしまう
・父親と母親がとても厳しい人だった

原因は?

対人恐怖症になるのは2つの要因があると言われています。
外からのものと内的なものです。
例えば、発表会で失敗して、
顔が真っ赤になってとても恥ずかしい思いをしたなどの、
外からのもの。

不安が強くなって、緊張して、
顔が赤くなるという身体的な症状に対して
間違った考え方をしている内的なものとに分かれます。

間違った考え方の例
・人前に立つと緊張して声が震える→恥かしい事
・誰かと話す時に表情が上手く作れない→相手が不快に思うに違いない
・人前に立つと汗が止まらない→変な人に思われる など

そのように間違った考え方で
恥ずかしいなどの感情を抑制しようとすると
さらに不安や緊張が強くなる
という悪循環です。

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対人恐怖症を克服するには?

1.ありのままを受け入れる

今自分は、対人関係を怖いと感じていて、
人と話す時に緊張するのは当たり前だ!
という風に
今のありのままの自分を受け入れます。
下記のように身体症状は
生理現象であることを認識してみましょう。

不安や緊張を感じる
→ノルアドレナリン分泌
→交感神経活性化
→心拍数増加、血圧上昇など
→動悸・震えなど

2.恐怖心を感じる人の特徴を知る

自分がこの人にはどうも上手く話せないし、
緊張して、不安が強くなるなと感じる人の特徴を
紙に書き出していきます。

書き出していくと、
自分の母親に似ているところがあったり、
自分が対人恐怖症の原因となる人の特徴に
似ているところがあることに気づくと思います。

それに気づくことができると、
自分が恐怖心を感じる相手に
対人恐怖症になった原因となる人を
投影していることが見えてきます。

◎なぜその人を苦手と感じるか
◎いつからか
◎どんな状況が怖いのか
◎似たような記憶がないか

などを考えてみると、
実は過去の自分の認識間違いだったりします。
それらに気づくことができると、
少し楽になります。

3.「~ねば」思考をやめる

「~せねば」「~ねばならない」と
強く意識して完璧にしようとしてしまうと
過度にそれを気にし過ぎてしまうので、
その不安が対人恐怖につながります。

人の目を気にしてしまう傾向があるので
自分は自分と「嫌われてもいい覚悟」
もつことも楽になります。

一生懸命で努力家な人に多いので、
少し優柔不断になってみることをおすすめします。

4.ありのままの自分を他人にさらけだす

自分はこういう人間なんだということを、
相手に知ってもらうって受け入れてもらうということを
体験することで克服につながります。

おそらく、対人恐怖を感じている方の多くは
自分の本音の部分の意見を言うのが
苦手な方が多いと思うので、
今まで隠していた本音の部分を少しずつ
相手に伝えてみて下さい。

相手の反応から、
自分はそのままで良いんだとさらに感じることができます。

5.鏡の前で表情のトレーニングをする

人前で自分が出したいと思う表情を
鏡の前で練習する方法です。

「ミラーニューロン」って聞いたことありますか?
自分の仲間などが見せる表情を
自分自身の感情として受け取る機能があります。

鏡に写った自分の笑顔でも、
本当の笑顔になってきますので、
人前でも上手く自分の望む表情を
することができるようになります。
笑顔のトレーニング法もあります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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