看護師の人間関係を良くするしぐさに現れる本心とは?

相手の気持ちが読めたらいいなと思う事ありますか?

患者さんや、看護師同士で、
この人本当はどう思ってるんだろうなんて
思ったことありませんか?

無意識に行われるしぐさを観察してみると、
相手が本当はどう感じているかが
見えてきたりします。

例えば、拒否のしぐさが表れている時は
時間を置いてからまた説明したり、
こちらは相手を嫌な気持ちにしたくて伝えているのではない
ということを伝えていくことができます。

また、相手がどんなことを嫌だと感じるのかが見えてきて、
人間関係を上手く築けるようになります。
今回は少しだけご紹介します。

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しぐさは本心を隠せない?

以前、思考は脳の前頭葉で行われていると
お伝えしました。
前頭葉は人間らしい脳で、本音とたてまえを
使い分けることができる、いわゆる嘘をつける脳です。

感情は脳の大脳辺縁系がとても関与しています。
大脳辺縁系は、原始的な脳といわれ、嘘をつけない脳です。
外からの感覚の情報に対して、
有益・有害か、快・不快かなどの判断を行います。

自律神経やホルモン、筋肉に身体的な反応や、
行動、喜怒哀楽などの感情的な反応を起こします。

例えば、自分の苦手なものや人に遭遇した時、
身体が一瞬固まったように止まったりであるとか、
嫌そうな表情がでていたりなど、
自分ではこうしようと思っていなくても
勝手にでていることって経験あると思います。

人間も動物ですから、
自分にとっての危険を察知すると、
①逃げる
②固まる
③戦う

という行動を大昔から行ってきたので
人間が動物としてのヒトである反応であるともいえます。

相手のしぐさから効果的に判断するには

1.普段のしぐさと少し違うところがでた時により注目する
2.瞬間的な情報を大事にする
3.自分を癒す無意識な行動が見られたら、その行動を起こす原因を考える
4.体のどの部分に行動がでているかを観察する

顔のしぐさに現れる本音

話している時に、顔をさすったり、額をなでたり、
唇に触れたりなめたり、耳たぶをひっぱたりなど、
話している時にこういうしぐさが表れている人を
見かけた事ありませんか?

ストレスを感じると
自分を癒すために、無意識で行っています。
こちらについてはまた詳しく書いていきます。

あくびを何回もする

あくびをすると、
大きな深呼吸ができます。
大きな深呼吸をすると酸素を多く取り込めます。

ストレスを感じ、脳が酸素不足を感じると
酸素をもっと取り込もうと
あくびがたくさんでる仕組みです。

また、あくびをすると、
唾液腺に圧力をかけたり、口の中や周囲を伸ばすことで
唾液がでてきて、
緊張している時などの口の中が乾いている時に
潤いを与えてくれます。

膝をさする

よく、病棟会など何か発表しないといけない人に
よく見られます。
これは不安や緊張を感じている仕草です。

手にかいた汗を拭きとる意味もありますが、
自分で自分の膝をなでてもらうとわかるように、
気持ちが落ち着きます。

この行動が相手に見られたら、
緊張をほぐすような声かけや、
リラックスできるように関わってみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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