看護師のイライラを上手く相手に伝える方法とは?

怒った感情を相手との人間関係を壊さず伝えるには?

看護師も人間ですから、
怒ることがあると思います。
でも、その怒っている感情を
そのまま相手にぶつけてしまうとぶつかり合いになったり、
相手が嫌な感情になって人間関係で不信感が生まれてしまいます。

そもそも怒る感情ってどこから湧くのでしょうか。
自分が嫌に思う事だったというのはもちろんのことですが、
その“嫌に思ったこと”を掘り下げて
理解することで自分の怒りを相手との摩擦を起こさず
伝えることができます。

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怒りの感情はどこから?

怒りの底にある自分の感情に気づくところから始まります。
心理学では、怒りは二次的なものと言われていて
怒りの根底には、心配や不安、悲しみ、悔しさ、失望などの感情があり、
その感情が満たされないと「怒り」をあらわします。

例えば、
看護師になって2年目のA子さんは、
仕事が遅くて、いつも無駄話ばかりしています。
同僚のB子さんは、そのA子さんに
いつも腹をたてていました。

そしてある時爆発してA子さん言いました。
「毎日こっちが仕事の手伝いしてるのに、
患者さんと無駄話ばかりして、やってられないよ!」

これは、表面的にみると
A子さんの仕事が遅いくせに無駄話ばかりしていることに
怒っているように感じます。

この怒りの根底には、
“いつも手伝っていることに気づいてもらえてない悲しさ、
無駄話ができる時間があるなら
仕事を進められるんじゃないかという落胆“
があると考えられます。

自分の怒りの底の自分の感情を知ることで、
穏やかに相手に自分の気持ちを伝えることができます。

怒りの上手な伝え方

B子さんはA子さんに
「毎日こっちが仕事の手伝いしてるのに、
患者さんと無駄話ばかりして、やってられないよ!」

と怒りを爆発させました。

相手を傷つけず上手に伝えるには自分の底にある感情を伝えます。
→「いつも仕事が終わらないから
手伝っているの気づいてもらえてないみたいで悲しいよ。
無駄話している時間があったら仕事をすすめて欲しいなと
残念な気持ちです。」

と自分の怒りの底にある感情を伝えてみると
どうでしょうか。
「怒り」の感情をそのまま伝えるよりも
大分マイルドになったと思いませんか?

自分の底にある感情を率直に相手に伝えることで、
自分の怒りを我慢せず、なおかつ人間関係も良好に保って
上手に相手に伝えることができます。

自分が怒りっぽいなと思う人は、
一度、自分の怒りのもととなっている
自分の感情に目を向けてみると
自分が相手に何を期待していたのかなどが
わかるかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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