なかなか言えない新人看護師の誰かに手伝って欲しい時
新人看護師の時って、
まずは仕事を自分でして覚えることが大事ですが、
しばらく月日が経って、
仕事も覚えた時、
誰かに手伝って欲しい時があります。
自分だけが忙しそうにしていたり、
誰かの手を借りたいとき、
新人看護師だと、誰かに頼んでいいものか
迷ってしまいます。
先輩看護師が声を掛けてくれたら
とても嬉しいのですが、
なかなかそうもいかない時のほうが多いです。
先輩看護師は新人看護師から声を掛けてこないから
大丈夫なんだろう、ほっとこうとなりがちですし、
でも新人看護師はこれを手伝ってくださいって
言っていいものか本当に悩みます。
そんな時に良い感じで先輩看護師にお願いする方法があります。
頼むときは「少しだけ」
「○○さん、△△に少しだけ手を借りたいんですがいいですか?」
と聞けば、もし先輩看護師の手があいていたら
手伝ってくれます。
ポイントは「少しだけ」です。
頼むときに「5分だけ時間もらってもいいですか?」など
つけるといいです。
私はよく「○○さん、一瞬目を借りていいですか?」
と使っています。一瞬ではないんですが、
一緒に確認して欲しいことがある時に
これを言うとだいたいの人が時間をくれます。
「ごめん!」と言われるときは本当に急いでいる時だったりします。
患者さんのケアをする時でも、
「○○さん、少しだけケア手伝ってもらっていいですか?」
というと、「少しだけ」とお願いしたのに
全部手伝ってくれたりします。
これは心理学でも証明されていて、
ある国で「1ペニー(日本円で約1.2~1.3円)だけでいいので募金してください」と
家をまわったら、約60%の家で募金をしてくれたそうです。
さらに驚くことに、
募金額は平均で30ドル程度あったそうです。
「少しだけ」とお願いしたら、
「少しで終わらない」のが人間のようです。
「○○だけお願いします」なども良く使います。
そう言うと本当に最後まで手伝ってくれたりするので
手伝ってくれた相手には
「本当に助かりました。ありがとうございました。」
と笑顔でお礼を言いましょう。
自分の仕事が多すぎて終わらない時も
自分から言わないとあまり助けてくれません。
面倒見のいい人がいたら助けてくれるかもしれませんが。
言ってみて手伝ってくれたらラッキーぐらいの気持ちで
声かけてみると案外手伝ってくれます。
新人看護師の時は仕事が遅くても
不思議ではないので、
自分のキャパを超えそうなときは
助けを求めましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。