看護師のケアでひらめきが欲しい時にできること

いいアイデアがひらめく瞬間

看護学生の時から
個別性を大事に!と言われ続けてきました。

看護師になって、看護研究などや現場で、
この人に合ったケアはなんだろう・・
と考えていたら、いいアイデアがひらめく瞬間があります。

例えば、窓のない部屋の患者さんに季節の写真を見せたり、
足浴バケツではちゃんと足が入らない患者さんに
バケツを使わずビニール袋だけで足浴をしたり、
簡単なことですがその人に合った方法というのを
“こうしてみたらこうなる”と考えつくことがひらめきだと思います。

ひらめきが生まれるメカニズムについてご紹介します。

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今までの知識がひらめきを生む

ひらめきがぱっと浮かぶ瞬間経験したことありませんか?
実はこれ、何もないところから
天から降ってきたように湧いて出てくるものではないです。

ひらめきが生まれるには、
今までの知識が合わさって生まれます。
どういうことかというと、
そのひらめきに必要な知識を持っていたけれど、
その知識が今まではバラバラで、関連性がなかった状態でした。

ひらめきが生まれる瞬間というのは
そのバラバラの知識が
ある時突然「あっ!」と
新しい関連性を見つけた時に起こります。
まったく別の場所にいた点と点が結びつく瞬間です。

「あっ!」と突然気づくのは
誰かのアドバイスだったり、
誰かのふとした言葉だったりします。

今までの知識が合わさるということですから、
当然知識は多い方がひらめきを生みます。

それは医療の知識だけではなく、
看護とは全く関係のない学生の頃にしたバイトの経験、
看護師としてではなく一般企業で働いた経験、
子育ての経験、家族の介護の経験など、
今まで生きてきた経験の多さが役に立ちます。

ひらめきが欲しい時

なにかひらめきが欲しいなぁと感じる時は
知識を増やしていくことも一つですし、
脳をリラックスさせるようにすると
ひらめきやすいと言われています。

自然の中を歩いたり、
自分が心地いいな、リラックスできるなと思う事をすると、
いいひらめきが生まれるかもしれません。
自分がいる空間の広さも脳に関連しています。
狭い部屋で考えていると考えも狭くなりがちです。

色は赤より青や緑がいいです。
赤は攻撃性や警戒の色ともいわれるので、
脳のリラックスには向きません。
青や緑は自然にたくさんあって、
脳もリラックスができます。

脳をリラックスさせるには休息も必要ですので、
しっかり休みましょう。
寝て起きたらいいひらめきが湧いた!なんてこともあります。

今まで無駄かと思っていた知識が
突然生きてくることがあるので
本当に人生無駄はないと感じます。

今までの色んな知識を再利用して
新しく生み出した知識で人の役に立てることは素晴らしいことに思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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