看護師の後輩に自発的なやる気をださせる4つの方法

後輩の自発的なやる気をださせる方法

自発的にやる気をだすことが
集中力も上がり、いい結果がでると言われています。

新人看護師が自発的に勉強に取り組んでいる時は
そっと見守ることがいいとお伝えしました。
ここで大切なのが褒めるタイミングです。
勉強が一区切りしたかなと思う時に
大げさに思い切り褒めることが効果的です。

では、自発的なやる気を失っている新人看護師に
自発的なやる気を取り戻してもらうには
どうすればいいでしょうか。
指導者や先輩看護師の腕の見せどころだと思います。
自発的なやる気を引き出す方法をご紹介します。

命令ではなく“自分の意思で“がポイントです。

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1.この勉強はおもしろいと伝える

新人看護師の時は何から勉強したらいいのか
右も左もわからないという状況で
ただ勉強しようとは思うものの
どこから手を付けていいかわからない状況が
新人看護師自身のやる気を下げてしまうことがあります。

1から何かを築こうとするのはなかなか難しかったりします。
勉強を何からしたらいいかわからないと
何もできない状態でいる新人看護師には、
その病棟で一番多い疾患の、

「こういう部分を勉強してみたら?」
→ではなく「こういうの勉強したらおもしろかったよ!」
という風に道筋を示しつつ、楽しさを伝えると
新人看護師は身構えることなく
勉強に取り組みやすくなります。

2.勉強している姿をみせる

子は親の背中をみて育つといいますが、
先輩でも勉強しているんだよという背中をみせてあげると、
自分の1年後、2年後の姿が想像できます。
その勉強で得た知識を
新人看護師に分けてあげます。

やはりここでも大事なのが楽しそうにしているということです。
先輩が嫌々勉強している印象は、
勉強は嫌なものという印象を与えてしまいます。

3.信頼関係を築く

信頼関係を築けていないと、
こちらとしては提案のつもりでも、
命令に聞こえてしまう可能性があります。

新人看護師がミスをした場合、
技術的なものなのか、心理的なものなのかを
見極めてアプローチしていくことが大切です。
そのフォローの積み重ねが信頼関係の構築につながります。

4.アセスメントを聞いてみて「そうだね」と受け入れる

新人看護師なりのアセスメントを聞いてみて、
まず、「そうだね。」と受け入れてあげましょう。
もし大幅にずれていたら、
「そういう考え方もあるけれど、この時はこうだよ。」
と受け入れてからの訂正をしていくといいです。

褒めて外発的なやる気を引き出しつつ、
自発的なやる気へと切り替えられて、
新人看護師がやる気を維持できるように
アプローチしていくことが大切です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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