新人教育で後輩を伸ばすのは褒めるポイントだった

後輩を伸ばすには「ほめる」がカギだった

看護師をしていると新人教育というものを
任せられたりします。
新しく入ってきた後輩には
早く仕事を覚えてもらいたいし
早く仕事に慣れて欲しいなと感じます。

ある心理学の実験で
小学生を3つのグループにわけて
5日間続けて同じ勉強をさせたものがあります。

1つ目のグループは成績に関係なく褒めるグループ
2つ目のグループは成績に関係なく叱るグループ
3つ目のグループは成績に関係なく褒めることも叱ることも何もしないグループです。

どのグループが一番成績が伸びたと思いますか?

1つ目のグループが一番伸びたそうです。5日間連続でです。
2つ目の叱るグループも伸びたことは伸びました。
3日までは・・・
その後は成績は伸びなかったそうです。
3つ目のグループは変化なしでした。

褒められた方がモチベーションが上がって
努力をするようです。

スポンサード リンク

褒め方にもテクニックがある

一言に「褒める」と言っても、
太鼓持ちのように褒めることが
後輩を確実に伸ばすかというとそうとは限りません。

「褒める」にもテクニックがあります。
それは、その後輩の努力を褒めることです。
努力をしたことを褒められると、
努力をしたことに「してよかった!」と
プラスの気持ちを持つことができるからです。

例えば、後輩が昨日見た処置のメモを持っていたとします。
指導する側は、こういってみると良いです。
「すごい!よく頑張ったね!」
たった一言ですが、相手は気持ちよくなって
はにかむかもしれません。

指導者という立場は、
後輩にとってなんだか肩をきゅっとしてしまう怖い存在になりがちです。
自分はそんな気はなくても、相手が顔色をうかがっている様子を感じたら
後輩にとって怖い存在になっているかもしれません。

だから、指導者という立場の人は
いつもより相手に思いやりが必要になってくると思います。
指導する時はきっちり指導しますが、
あとのフォローをする思いやりの気持ちがあると
指導側も指導される側も良い関係を築けると思います。

いいサイクルが回り始めると、
努力する→褒められる→新しい知識が増えていく
のように、努力をして勉強することが
しんどいことではなく、プラスの気持ちを持たしてくれる
嬉しい事と感じることができたりします。

これはあくまで上手くいった場合ですが、
指導する側としては、相手がモチベーションを
高く持ってくれている方が
指導しやすいですし、
やりがいも感じることでしょう。

そんなモチベーションを高く保つことができる
後輩を育てたかったら、
自分が少し歩み寄って、褒めることから始めませんか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

スポンサード リンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする