新人看護師の受け持てない辛い状況を楽にするには?

これって看護師の仕事?

新人看護師のよく聞く悩みに、
全身清拭や、おむつ交換などの
業務ばかりをさせられる・・・
というものがあります。

他の同期達は患者さんの受け持ちをして働いているのに
自分だけ、受け持ちも付けてくれず、
看護師の免許がなくてもできることなのに・・
せっかく苦労して免許をとったのに・・・
と、それが原因で落ち込むという悩みを聞きました。

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他人と比べる必要はない!自分は自分!

全身清拭やおむつ交換など、
確かに誰でもできます。
ですが、看護師の視点を持ちながら
その業務に携わることもできます。

例えば、全身清拭だったら、
皮膚の状態や、四肢の可動域など
たくさん得る情報があります。
その中で看護師の目で観察できると思います。

そして何か見つけたら受け持ちに伝えてあげると、
それが新たなケアにつながったり、
他職種との連携につながったり、
結果的に患者さんの利益につながります。

持続する発赤がないかや、
点滴で静脈炎になっていないか、
拘縮が進んでないかなど、
誰も気づいていないことに気づけるチャンスです。

そのケアに入っている瞬間が一番早く気づける瞬間なんです。
ただの業務ではなく、
看護師としての業務という視点で見れば
とても大事なことだと気づけます。

看護技術を磨くという面でも
すごく重要なことに思います。
どう身体を拭いたら患者さんは心地よく思ってくれるのかなど、
研究しながら業務につくのも楽しいと思います。

学べることはたくさんあると思います。
身体を拭いた患者さんに興味をもったら
今、どんな治療がされていて、
どんな状態なのかなど詳しく調べるきっかけにもなります。

“他の同期が受け持ちをしている”という事実は変えられません。
“自分が受け持ちをしていない”という事実も変えられません。
それに悩んでもその事実は変えられません。
だったら今自分ができることを頑張ってみましょう。

その頑張りを認めてくれる人がきっとでてくると思います。

もし、自分も受け持ちをしたい!
同期と同じようになりたい!と思ったら、
患者さんの疾患について勉強して
先輩ナースに見てもらったり、質問したり、
自分も受け持ちたいことをアピールしてみましょう。

状況が変わらないなら、
自分が少し行動を変えてみましょう。
悩むのはそれからでも遅くないです。

どんなケアも大事なので、
全身清拭の時にちょっとROMをしたり
患者さんの話を聞いて、患者さんの不安を軽減さしたり
看護師としてできることを
探してみると楽しいこともあると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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