新人看護師が1回で新しい処置を覚えるメモの取り方

新しいことを覚えていくのが大変

新人看護師の時って、
処置につくことは全く初めての経験で、
覚えることがたくさんあると思います。

私がICUにいた時、
今まで見たことも聞いたこともない処置が多く、
それを覚えることが大変でした。

同じ処置が何度も短いスパンであればいいのですが、
1回見学させてもらって、
その次自分がフォロー付きで実施するのが
3か月後なんてこともたくさんありました。

なので、初めの見学の時に
どれだけ吸収できるかがポイントになってきました。
その時に、どんな風に覚えていたか、
その方法を書いていきたいと思います。

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新人看護師が新しい処置などを覚える方法

①自分なりのメモをまとめる
処置を見学する時に、
どれだけ先輩の行動をメモに取れるかが勝負になってきます。

先輩看護師が医師に物品を渡している順番など
とにかく“こんなこと書かなくていいや”と
思う事でも、メモをしまくります。

そして処置が終わった後、
その見学させていただいた先輩に
自分のメモ内容の確実性を上げるために
振り返りを聞いてもらいます。

メモを見ながら
「これの次はこうで合ってますか?」
「この時はどういうところに注意したらいいですか?」
など、質問しまくります。
そしてそれをメモします。

処置についたその日のうちに、
・必要物品
・環境整備
・手順
・記録方法
・片付け

などを手書きでノートにまとめると、頭の中が整理されます。
書くことで記憶が定着しやすくなりますし、
書くときに、その時の状況をイメージしながら書くので
その日のうちに2度同じ処置をできる感覚です。

ノートにまとめていくと、
自分がわからないところが見えてきますし、
聞かれた先輩も何がわからいのかが明確であれば
答えやすくなります。

私がまとめるノートでオススメするのはB7サイズのバインダーです。
白衣のポケットにも入りますし、
順番も入れ替えることができますし、
インデックスをつけると、とても探しやすくなります。

まとめるときは、
絵や写真などを利用すると
後で見た時、イメージがはっきりとわかりやすいです。
私は複雑な呼吸器の加湿器の組み立てなど、
写真を撮ってメモに貼っていました。

書いたメモを先輩に見てもらうといいです。
2つの目より4つの目みたいなもので、
自分ではわからない抜けなどに気づいてくれたりします。
先輩とのコミュニケーションにもなります。

②その処置の内容を理解する
例えばCV挿入などの介助であれば、
どうして頭を上げてはいけないのかや、
どうしてモニター波形に注意しないといけないかなど、

根拠を知っておくと、
ただ“先輩にここに注意するように言われたから”覚えるのと
“だから先輩は注意するようにと言っていたのか”と覚えるのでは
後者の方が確実に頭に残ります。

③イメージトレーニングをする
次に同じ処置があるタイミングは
数カ月先という場合でも、
イメージトレーニングは何度でもできます。

次の日に久しぶりの処置があるという時は
イメージトレーニングをしてみてください。
次の日の処置にわりと落ち着いてつくことができますよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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