引き止めに負けずに職場を辞める方法
まず、退職は法律的には退職希望日の2週間以上前に
意思表示をすればいいとされています。
だいたいは病院の就業規則で1カ月前に告げるなど
決まっていると思います。
一度確認してみるといいと思います。
看護師をしていると、
よく「辞めたいけど病院が辞めさせてくれない」
という話をよく聞きます。
実際、私の先輩も3月末で辞めたいと夏ぐらいから
直属の上司に告げましたが、
結局引き延ばされて9月末まで働いていました。
その先輩が言うには、
部長との面談の際に
「辞めないで欲しい、もうちょっと頑張って」
と言われると、断れなかったと言います。
そういう話を本当によく聞きます。
看護師不足と言われている通り、
病院内は本当に看護師不足で、それを承知の上で
辞めたい人は退職の意思を伝えていると思います。
しかし、なぜその辞めたいという意思がありながら
自分の思うように職場を辞められないのかを考えてみました。
伝え方が悪い?
退職理由を聞かれた時に、職場の不満などを言ってしまう。
→「その不満と同じ条件でみんながんばってるじゃない、
だからもうちょっと頑張ろう、今まで頑張ってこれたんだからできるわよ!」
と叱咤激励されるかもしれません。
退職理由を伝える時は、
自分のこれから進みたい道や、目標などを話していき、
何月に辞める意思が固いことや、転職へのゆるぎない思いを
プラス方向で伝えていくことが大切だと思います。(嘘でも)
今までとても勉強をさせてもらった感謝も忘れずに。
ここで転職するかやっぱりそこの病院に残るかという
“迷い”をみせてしまっては負けます。
病院には辞めたい人を辞めさせない権利はありません。
感謝はしているけど、辞める・辞めない・辞めさせてくれないは
全くの別問題です。
ただ、問題なのが、
看護師をしている人って、性格がきつい人も多いけど、
根はとても優しい人が多いんですよね。
困っている人をみると放っておけない。
病院が今自分が辞めると困ると考えてしまって
一歩を踏み出せなかったりします。
どんなに優秀な人が辞めても組織はちゃんとまわっていきます。
私がここで言いたいのは、
“病院側が困る”というのは、病院の問題であって、
辞める人の問題ではないです。
人が足りないのも、環境が悪いのも、
辞める人の問題ではないです。
相手の問題をわざわざ自分が背負うことはありません。
自分の人生なんだから、自分の道は自分で選んでいいです。
看護師は同じ病院で3年は働けとよく言われるけど、
そんな我慢しなくていいと思います。
経験が浅くても絶対に拾ってくれる病院はあります。
看護師不足の波にのって、環境を変えてみるのも楽しいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。