看護師辞めたいけど、休職を選んでしまった理由とは?

なぜ?そこの病院に我慢してでもしがみつきたかった理由

①    奨学金を病院に借りていた(120万円)

②    新卒で経験たった1年とちょっとの看護師は雇ってくれる病院はないかも

→看護師として働いた経験年数が欲しい!

③    転職するにしても同じ職場で、切りのいい期間で(1年や2年など)辞めた方が印象はいいのではないか

④    今までお世話になった病院なのに、年度の途中でやめたら迷惑がかかるんじゃないか

①奨学金を病院に借りていた

私は准看護師の資格を取得してから、准看護師として働かずに、すぐに正看護師の資格を取得する学校に入学しました。

准看護師の資格を取ったので、正看護師の資格をとるために“定時制”という3年をかけて正看護師資格を取得する学校を選択する。

という方法も考えたのですが、24歳の時に社会人経験を経たのちに、看護師になろうと考えたので高卒からストレートで看護師になった人達よりスタートが遅れていたので、

時間がもったいない

と感じて、2年で正看護師資格が取得できる“全日制”の学校に行くことにしました。

「勉学に集中する」という意味でその学校では“原則アルバイト禁止”でした。

学校に内緒で週末にバイトをするにしても、遊ぶお金や、欲しいものを買うお金が足りないし、少しでも生活が楽になればいいなと軽い気持ちで奨学金を借りることにしました。

奨学金を借りる時に、事務の人から「本当に借りるの?大丈夫?」と聞かれましたが、迷いなくOKしました。

借りた年数分を看護師として従事することで免除になりますし、

私の場合2年看護師として働いたら免除です。「たった2年働いたらチャラになるのか~、ラッキー!」ぐらいに考えていました。

なので、もうここの病院嫌だな~早く辞めたいな~しんどいな~と思っても、

あとちょっと働いたら奨学金免除!

と思って辞めるなんて選択肢がありませんでした。

辞めたら一括返済というところが多いと思いますが、

私の友達は交渉して分割にしてもらっていました。

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②看護師としての経験年数が欲しい!

看護師の離職率は平成17年からこれまで10%~12%です。

毎年約5万人の新しい看護師が生まれていっていますが、看護師不足が深刻と色んなところでよく聞きます。

日本は少子高齢化で、高齢者が2025年には3人に1人、2060年には約4割になるといわれていて、ますます看護師は必要になってくると思います。

が!しかし!

やっぱり、中途採用は即戦力が要求され、病院側としてはたった1年ちょっとの看護師経験しかもっていない人間は雇ってくれる病院がないのではないか。と不安がありました。

③転職するにしても同じ職場で、切りのいい期間で(1年や2年など)辞めた方が印象はいいのではないか

これも病院側にすると、これから働く人が中途半端に病院を辞めてしまった人であると、もし入職してもすぐ辞めちゃうのでは?と思われて入職できないんじゃないか。と妄想は膨らみ、不安がありました。

④今までお世話になった病院なのに、年度の途中でやめたら迷惑がかかるんじゃないか

私が入職した病院は、学生時代から看護助手で合計4年間、非常勤ではありましたが、働かせていただいていました。

看護助手で働いている時、職場の看護師さん達は、非常勤であまり顔をださない私にも、とても優しく声をかけてくれたり、

看護学生ということで、疾患の勉強でわからないことがあると一緒に調べてくれたり、

教えてくれたりと、親切に関わってくれました。

仕事に行くのが楽しい!と思える環境を与えていただいていました。

ですから、“年度の途中で辞める”ということは、なんだかこれまでよくしてもらった人達への罪の意識がありました。

区切りのいい時に辞めることがそのよくしてもらった人達への礼儀じゃないか。と考えていました。

そんな理由で辞めるにしても今ではない!と考えて頑張っていました。

看護師2年目の時にメンタル面で不調を感じ、3カ月の休職をしました。

その時に、自分が欲しかった情報や、その時にしたこと、考えたこと、感じたことを書きたいと思いました。少しでもお役に立てれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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